お食い初めの儀式が終わったら
儀式を終えたあと、お食い初めの儀式が終わったら、赤ちゃんはいつもの肌着などに着替えさせリラックスさせてあげましょう。そのあとお料理は?使った道具はどうするの?儀式の後の対応例をご紹介します。
お祝い膳
残ったお祝い膳のお料理はお祝いしてくれたご家族でお祝い膳をご馳走になりましょう。
お赤飯やお吸い物は多めに用意しておくと、儀式が終わった後にみんなで食事ができます。鯛の尾頭付きはその場で身を崩して分けたり、鯛めし、アクアパッツァなどにアレンジするのもおすすめです。
祝箸
祝い箸は神様が使うお箸なので、割り箸のようにすぐにゴミ箱に捨てるのはご法度です。
もちろん水引のついている箸袋もすぐに捨てるというのはマナーとしてよくありません。
きれいに洗って乾かし、神棚がある場合はしばらくまつり、神社のお焚き上げで燃やすのが正式な処分の仕方です。
そこまでできない場合は、捨てる際にきちんと感謝の気持ちを祈ってから捨てるようにしましょう。
歯固めの石
歯固めの石は「どこで入手したか」によって使用後の対処が変わります。使用後の歯固めの石は、洗って「元の場所に返す」か「記念にとっておく」の二択です。
お宮参りをした神社で授かったものなら、歯固めの石をお返しする時期が記されていることも。
通販で購入した場合はお食い初めの記念にとっておきましょう。地域によっては石ではなく、梅干しを代用するなどの習わしがある場合もあります。
食器
漆器などの祝い膳は、きちんと洗ってからしまうことが大切です。次の赤ちゃんのためにとっておいてもよいですし、記念に置いておくのもよいでしょう。
縁起物なので、「もう使わないから」とすぐに処分するのはよくありません。赤ちゃんの健やかな人生を神様に祈念したものとして扱うようにしましょう。儀式の後、日常で使えるようなデザインの器で儀式を行うこともおすすめです。
出席者へ
お食い初めに出席した方からお祝いとして、ご祝儀をいただく場合もあります。
百日祝いお食い初めでは、基本的にお返しは不要とする地域がほとんどですが、お返しの品はなくともお礼の手紙を贈るなど、お祝いをいただいた方への感謝の気持ちは忘れないようにしましょう。