お食い初めの儀式当日の流れ

お食い初めの日を迎える前に、当日どんな流れで儀式を行うか知っておきたいですよね。
ここでは一般的な儀式の流れをもとに一日の大まかな流れをご紹介いたします。

事前に養い親を決める

養い親は赤ちゃんにお祝い膳を食べさせるまねをする人。
儀式の前には、この養い親を決めておきましょう。
養い親は赤ちゃんと同性の年長者が行います。
ママパパと赤ちゃんだけで儀式をする場合はママパパ交互に養い親をしてもOK。

お料理の盛り付け

用意していた御膳、もしくは食器にお料理を盛り付けましょう。
お料理は一般的に、尾頭付きの鯛、赤飯、煮物、お吸い物(具はハマグリなど)、香の物(お漬物や、紅白なますなどの酢の物)。
さらに歯固め石(地域によってはタコやそのほか硬いもの)も一緒に御膳に用意しましょう。

養い親が赤ちゃんを座らせる

お祝い膳が用意できたら養い親がお祝い膳の前に座り、赤ちゃんを膝の上に乗せます。
赤ちゃんに袴ロンパースやドレス・タキシードを着せる場合はこの前にお着替えをしておきましょう。

食べる真似をさせる

お料理を食べさせるまねは、以下の順番で進めます。

お赤飯→お吸い物→お赤飯→焼き魚→お赤飯→お吸い物→お赤飯→煮物→お赤飯→お吸い物→お赤飯→酢の物→お赤飯→お吸い物→お赤飯→歯固めの石→お赤飯→お吸い物→お赤飯

地域によっては食べさせる順番が違うので事前に両家の両親に確認しておくとよいでしょう。

お食い初めで使う両口の祝箸は、片方は神様が食べるところとなっています。
片側だけを使うようにしてくださいね。

お食い初めの後には「歯固め」の儀式を

お祝い膳の食べさせまねが終わったら次は歯固めの儀式を行いましょう。
祝い箸で歯固め石の表面に触れて、その箸を赤ちゃんの歯茎に優しくちょんちょんと軽くあてがいます。
「石のように丈夫な歯が生えて、長寿で健康に生きますように」と願いながら行いましょう。

すべての儀式が終わったら

すべての儀式が終わったら、まずは赤ちゃんを普段着に着替えさせリラックスさせてあげましょう。
また、お祝い膳のお料理は、集まったご家族で食べましょう。

祝い箸は神様が使うお箸なので、割り箸のようにすぐにゴミ箱に捨てるのはご法度!
きれいに洗って乾かし、神棚がある場合はしばらく祀り、神社のお焚き上げで燃やすのが正式な処分の仕方です。
そこまでできない場合は、捨てる際にきちんと感謝の気持ちを祈ってから捨てましょう。

漆器などの祝い膳は、きちんと洗ってからしまうことが大切です。
次の赤ちゃんのためにとっておいてもよいですし、記念に置いておくのもよいでしょう。

儀式当日の大まかな流れをご紹介しました。
なにもかも「正式に」とは考えなくても大丈夫です。
大切なのは、赤ちゃんの成長を祈願することです。
それぞれの家庭に合ったスタイルで、一生に一度のお食い初めをお祝いしましょう。

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