食べさせるマネはどうすの?基本のやり方をご紹介!
100日に行うお食い初めの儀式では、まだ離乳食が始まっていない赤ちゃんにお料理を「食べさせるまね」をします。
今回は食べさせるまねをする人や、食べる順番について解説します。
養い親(やしないおや)
儀式で赤ちゃんに食べさせまねをする役は養い親(やしないおや)といいます。
儀式では養い親の膝の上に赤ちゃんを座らせて食べさせるまねをします。
集まった身内でもっとも年上の同性がするのが習わしで「長寿にあやかる」という意味があります。
おじいちゃんおばあちゃんが参加する場合は事前にお願いしましょう。
ママパパだけで行う場合はどちらかが養い親になってもOK。
最近はママパパ交互に行うという家庭も増えているそうです。
あくまで食べさせるまねをするだけ?やり方は?
お食い初めでは、あくまで食べさせるまねをするだけで、赤ちゃんに本当に食事を与えるわけではありません。
お料理に触れた箸を、優しく赤ちゃんの唇にあてましょう。
赤ちゃんにアレルギーがある場合や心配な場合は、唇にあてずに食べさせるまねだけにとどめてもOK。
食べまねの順番
関東でも関西でも「ご飯」→「汁もの」→「ご飯」→「魚」→「ご飯」→「汁もの」
一般的にはこの順番でお祝い膳を食べさせるまねをします。
これを3回繰り返すのが一般的とされていて、合計18回、料理に箸をつけて赤ちゃんの口元にあてます。
順番を途中で間違えたら?
途中で間違えてしまっても大丈夫、安心してください。
はじめからやり直してもいいですし、分かるところからやり直してもOK。
もし赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまったら、その時は途中で終わらせても大丈夫。
大切なのは「赤ちゃんの成長を願い祝う気持ち」です。
儀式を終えたお膳のお料理はどうするの?
赤ちゃんにはあくまで食べさせるまねをするだけなので、儀式が終わったら集まったご家族全員で頂きましょう。
もしお祝い膳だけではお料理が足りないと感じる場合は、人数分のお料理を用意しておくのがおすすめです!
お食い初めは、赤ちゃんのこれからの健やかな成長を家族で願う行事です。
準備をしっかりするのはもちろんですが、しきたりにとらわれすぎず、一度しかないお食い初めの儀式を楽しんでくださいね